Windows上でのRuby開発環境の構築
・Rubyインタプリタのインストーラを以下のURLからダウンロードする.ダウンロード後ファイルをダブルクリックして,
インストールする.
http://rubyforge.org/frs/download.php/29263/ruby186-26.exe
以上だけで,コマンドプロンプトとテキストエディタによるRubyプログラムの開発はできるようになります.
以下では,より開発しやすい環境を構築する手順を2種類示しますので参考にしてください.
***(1)Windows上へのRuby開発環境の構築(RDEの場合)***
RDEとは?(以下のURLのRDEのホームページを見てください.マニュアル等もあります.)
http://homepage2.nifty.com/sakazuki/rde/
RDEは,Ruby専用の統合開発環境です.簡単にセットアップができます.
(1)-1. RDEのインストール
・以下のURLから,RDEのインストーラをダウンロードし,ファイルを起動してインストールを行う.
設定等はすべてデフォルトでOKなので,[次へ]を選択していく.インストールする場所等は,好みによって変えてください.
http://rubyforge.org/frs/download.php/22536/RDE1.1.1_setup.exe
(1)-2. RDEの設定
・インストールしてできたフォルダ内の,rde.exeを実行して,RDEを起動する.[Options]ダイアログが表示されるので,
[Ruby Program Path]に,1でインストールしたrubyインタプリタのトップフォルダの下のbinフォルダの下のruby.exe
(デフォルトはC:\ruby\bin\ruby.exe)を選択する.
以上です.
***(2)Windows上へのRuby開発環境の構築(Eclipseの場合)***
Eclipseとは?(以下のURLのEclipseのホームページを見てください.)
EclipseはJavaの開発環境ですが,フリーのプラグインを追加することにより,C,Perl,PHPなどさまざまな言語での開発
が可能となります.デフォルトは英語ですが,日本語化プラグインも公開されています.今後Ruby以外での開発もされる
学生さんにはこちらをお勧めします.
(2)-1.Eclipse(統合開発環境)のインストール
・以下のURLからEclipseのzipファイルをダウンロードする.
http://www.eclipse.org/downloads/download.php?file=/technology/epp/downloads/release/europa/winter/eclipse-java-europa-winter-win32.zip&url=http://ftp.jaist.ac.jp/pub/eclipse/technology/epp/downloads/release/europa/winter/eclipse-java-europa-winter-win32.zip&mirror_id=105
・zipファイルを解凍したフォルダに,Eclipseに関係するすべてのファイルが入っています.フォルダごとPC内の好きな場所
においてください.そのフォルダ内のeclipseという名前の実行ファイルを開くことにより,Eclipse本体が起動します.
(2)-2.EclipseのRuby用プラグインRDT(Ruby Development Tool)のインストール
・以下のURLからRDTのzipファイルをダウンロードする.
http://downloads.sourceforge.net/rubyeclipse/org.rubypeople.rdt-0.9.1.200711131528NGT.zip?modtime=1197281223&big_mirror=0
・zipファイルを解凍し,できたフォルダ内のfeaturesフォルダとpluginsフォルダを,eclipseのフォルダ内にコピーする.
(*eclipseフォルダ内にも既にfeaturesフォルダとpluginsフォルダがあるが,それらを上書きする.)
(2)-3.Eclipseを起動し直す.
・起動直後に,インタプリタの場所の指定が尋ねられるので,1でインストールしたフォルダのトップ(デフォルトでは,
C:\ruby)を指定してOKを選択する.
以上です.