KINOTEXアプリケーションの設定方法(VS 2008)

現在研究で,KINOTEX Trialを使用したアプリケーションを開発中.

Visual Studio 2008による,KINOTEX Trial APIを用いたアプリケーションの作成方法を記す.KINOTEXのマニュアルではMFCアプリケーションを例としているが,自分はMFCを使わない派なので,Win32プロジェクトで作成した.

Visual Studioを起動し,[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]を選択.[Visual C++]-[Win32プロジェクト]を作成する.MFCでも作成可能.

・CD-ROMの[API]-[ファイル]ファイルの下にある,以下の4つのファイルをプロジェクトと同じフォルダ([]-[<プロジェクト名>]-[<プロジェクト名>])の下にコピーする.

1. Trial.dll
2. trial.h
3. Trial.lib
4. uusbd.dll


Visual Studioのウィンドウの[プロジェクト]-[<プロジェクト名>のプロパティ]を選択する.そして,[構成プロパティ]-[リンカ]-[入力]を選択し,[追加の依存ファイル]にtrial.libを追加する.

・プロジェクト内でKINOTEXのAPIを使用するソースコードで,以下のようにしてヘッダファイルをインクルードする.
#include "trial.h"


以上で,KINOTEX APIを使用したアプリケーションがコンパイルできるようになる.

KINOTEXをPCに接続し,一度アプリケーションで使用すると,KINOTEXのUSBポートをPCに接続し直さなければ使用できないのが,現在の問題点.原因を調査中.